公益財団法人 大阪観光局 後援
万博を契機とした
OSAKA国際会議助成金対象事業
第1回
ドローン技術と
その応用に関する国際会議
━みらいはドローンと共に━
ドローンは私達の社会を大きく変革させる力があります。
それはドローンの応用範囲が広いことにあります。
ロジスティックスのみならず、TVなどでのダイナミックな映像、農業における農薬散布の省力化、
大きな構造物の非破壊検査やインフラ点検などが挙げられます。
さらに害獣対策にもドローンは欠かせません。
本会議におきましては、主にドローンの活用方法について、観光・建築・行政などの視点から、
専門家に講演いただきます。
ご講演いただけることになりました
次世代空モビリティ政策室 室長補佐 石尾拓也(いしお たくや)
ご講演いただけることになりました
Director of the Office of Academic Resources and Information Technology Assoc. Prof. Dr. Amnoiy Ruengwaree
ドローンの有用性の認識が高まってきており、さまざまな分野で利用されている。
物を運ぶロジステックから農薬散布に見られる農業応用、ビルや橋梁などの検査などである。
もちろんダイナミックな映像の提供や運航体としてのスピードを競うeスポーツも注目を浴びている。
これら応用分野を考慮すると、ドローンの持つ世界は多くの学問分野にまたがっている。
言い換えるとドローンには総合的な科学のアプローチが必要である。
そこで、本会はドローンの応用分野を注視しながら、ドローンが切り拓いて行くであろう、
私たちの未来社会を見つけ出し、情報交換し、討論して行く場を提供するものである。
必ずしもドローンの工学の一面からのアプローチではなく、
社会をより良くして行くためのドローンを念頭に会を進めて行く。
イベント 第1回 ドローン技術とその応用に関する国際会議開催概要
- 日時
- 終了しました第1回 ドローン技術とその応用に関する国際会議2024年10月7日(月)開催時間:9:00~18:00
- 開催場所
- ATC O’s棟 南館6階 コンベンションルーム
(ATCホール会議室)
大阪市住之江区南港北2-1-10
- 主催
- 一般社団法人 ドローンみらい推進協議会
- 後援
- 公益財団法人 大阪観光局
開催予定プログラム
- 9:00
開会の挨拶
- 9:30
基調講演① 地方創生に向けてのドローンの役割と期待原 忠之博士(経営学)
- 10:30
基調講演② 航空機とドローンの設計工学横関 智弘博士(工学)
- 11:00
基調講演③ 北海道でドローンを活かす齊藤 啓輔
- 13:00~
一般セッション(途中休憩有)
経済産業省の方も
ご講演いただけることになりました経済産業省講演者 製造産業局 航空機武器産業課
次世代空モビリティ政策室 室長補佐 石尾拓也(いしお たくや)ラジャマンガラ工科大学タンヤブリ校 准教授も
ご講演いただけることになりましたThe Evolving Role of Drones in Thailand: Emerging Technologies, Strategic Objectives, and Innovative Applications 講演者 ラジャマンガラ工科大学タンヤブリ校 准教授 工学博士
Director of the Office of Academic Resources and Information Technology Assoc. Prof. Dr. Amnoiy Ruengwaree
- 17:30
閉会の挨拶
基調講演者
地方創生に向けてのドローンの役割と期待
原 忠之博士(経営学)
セントラルフロリダ大学 ローゼン・ホスピタリティ経営学部、テニュア付准教授
専門 観光学、ホスピタリティ経営学
2018年ユネスコ統計局(Institute for Statistics, UNESCO)のCSA(Culture Satellite Account 文化サテライト勘定)に関する技術諮問委員会委員、
2019年文化庁長官より「文化庁政策課文化政策調査アドバイザー」に任命された経験を基礎にして、ドローンという新たなデバイスをいかに社会に、取り入れていくかについて考察している。
特に観光分野では“観光地経営でめざす地方創生”を著わしていて、地方創生のドローンの活用方法を多角的な視点から熱く語り提言を行なう。
航空機とドローンの設計工学
横関智弘博士(工学)
東京大学
大学院工学系研究科
航空宇宙工学科 教授
担当講義:(学部)「航空機構造力学第一」、「航空機構造力学第二」、「基礎振動論」、「構造振動論」、「航空宇宙構造力学」
(大学院)「Applied Fracture Mechanics」
航空機の材料、構造についての授業を担当している。航空機には軽くて強い材料が求められており、炭素繊維で強化された複合材料を研究の中心にしている。ドローンにおいても複合材料は多く用いられている。設計という観点から航空機とドローン構造について俯瞰してみる。
北海道でドローンを活かす
齊藤啓輔
平成16年3月:早稲田大学卒業
平成16年4月:外務省入省
平成17年7月:在ロシア日本国大使館
平成19年7月:在ウズベキスタン日本国大使館平成21年7月:在ウラジオストク日本国総領事館平成23年7月:外務省ロシア課
平成26年7月:内閣総理大臣官邸国際広報室平成28年6月:北海道天塩町副町⾧
平成30年9月5日:余市町⾧就任(現在2期目)
北海道紋別市出身。北海道を離れ大学卒業後、外務省に入庁。
ロシア方面を担当するほか内閣総理大臣官邸国際広報室にも所属。
改めて北海道のポテンシャルとそれを活かしきれていない状況に歯がゆさを感じ、令和元年余市町⾧への出馬を決意し当選、現在2期目。
一般講演
Hot topic獣害対策分野
鳥獣害被害で活躍する
ハンティングドローン
志村伊織
一般社団法人無人航空機操縦士養成協会 理事長
株式会社アエロジャパン 代表取締役
2014年 自家用固定翼操縦士技能証明書 取得
2021年 第一種銃猟免許 取得
2023年 一等無人航空機操縦者技能証明書 取得
ダイナミックな映像分野
ドローン映像は人の心を打つ
株式会社ドローンプラス 代表取締役 藤井 修
飛行時間 約3,000時間(2024年7月現在)
保有資格:一等無人航空機操縦者(日中、目視、25kg 限定変更済)、一等修了審査員、赤外線建物診断技能士、
農薬管理指導士、4級アマチュア無線、三級陸上特殊無線、1級小型船舶操縦、普通救命技能
2016年12月 無人航空機操縦技能取得しドローン操縦を開始
2017年6月 株式会社 ドローンプラス 設立 代表取締役
2018年1月 某団体にてインストラクターとして活動開始
2020年から マスターインストラクターとして各団体のインストラクターを指導
2021年3月 一般社団法人 大阪府ドローン協会 設立 代表理事
2023年2月 登録講習機関 大阪府無人航空機ライセンスセンター 設立 代表
2023年5月 東大阪市災害時協定締結(株式会社ドローンプラス)
2023年6月 一等無人航空機操縦者技能、一等修了審査員を取得
2022年・2023年 TV大阪 なにわ淀川花火大会 撮影・生配信
2024年3月 大阪市災害時協定締結(一般社団法人大阪府ドローン協会)
災害支援分野支援物資輸送 被害状況把握など
災害時のドローンの活用
ー備えあればドローン有りー
株式会社ドローンプラス 代表取締役 藤井 修
飛行時間 約3,000時間(2024年7月現在)
保有資格:一等無人航空機操縦者(日中、目視、25kg 限定変更済)、一等修了審査員、赤外線建物診断技能士、
農薬管理指導士、4級アマチュア無線、三級陸上特殊無線、1級小型船舶操縦、普通救命技能
2016年12月 無人航空機操縦技能取得しドローン操縦を開始
2017年6月 株式会社 ドローンプラス 設立 代表取締役
2018年1月 某団体にてインストラクターとして活動開始
2020年から マスターインストラクターとして各団体のインストラクターを指導
2021年3月 一般社団法人 大阪府ドローン協会 設立 代表理事
2023年2月 登録講習機関 大阪府無人航空機ライセンスセンター 設立 代表
2023年5月 東大阪市災害時協定締結(株式会社ドローンプラス)
2023年6月 一等無人航空機操縦者技能、一等修了審査員を取得
2022年・2023年 TV大阪 なにわ淀川花火大会 撮影・生配信
2024年3月 大阪市災害時協定締結(一般社団法人大阪府ドローン協会)
非破壊検査分野ビルなどの劣化を知る
ドローンによる
非破壊検査について
株式会社ドローン・フロンティア
代表取締役社長 府川雅彦株式会社ドローン・フロンティア/代表取締役社長
株式会社BRA/代表取締役
株式会社SOcial/代表取締役
株式会社FACT/専務取締役
株式会社GTL/取締役
ST Lounge AZABUJUBAN/オーナー
湘南ベルマーレ/オフィシャルクラブパートナー
幼少期から神奈川県平塚市にてサッカーと剣道に明け暮れる。
小田原市の相洋高校を経て大学を卒業後、3年半のサラリーマンを経て25歳で独立。
2017年、27歳で自身2社目となる株式会社ドローン・フロンティアを設立し代表取締役就任。
ドローン黎明期から行政や警視庁との提携などを積極的に行い、ドローンを活用した赤外線外壁調査の分野に関しては業界トップクラスの実績で、ドローン業界のリーディングカンパニーの1社に成長。
NHK紅白歌合戦やSASUKE等の人気TV番組や東京オリンピックなどにおいてのドローン空撮も行う。
2020年より幼少期より愛していたJリーグ・湘南ベルマーレのオフィシャルクラブパートナーに。
現在はドローンフロンティア以外にもIT事業、美容事業、飲食業、清掃業など5社の会社経営を行う。
農業分野農薬散布 植物の育成状況
ますます活躍の場が広がる
農業用ドローン
志村伊織
一般社団法人無人航空機操縦士養成協会 理事長
株式会社アエロジャパン 代表取締役
2014年 自家用固定翼操縦士技能証明書 取得
2021年 第一種銃猟免許 取得
2023年 一等無人航空機操縦者技能証明書 取得
農業分野農薬散布 植物の育成状況
淡路島での玉ねぎ畑の現状
ードローン利用によってどの程度省力化できるかー
株式会社広瀬青果 代表取締役広瀬哲典
1966年 11月20日 57歳
会社概要
淡路島で約40haの野菜栽培を行っております。
淡路島の名物タマネギやキャベツ・白菜を栽培しております。
昨年10月には、タマネギで日本初の機能性表示食品の取得を達成いたしました。
キャベツ・白菜は、千切りキャベツやお漬物屋さんなどいろいろな加工会社に納品させていただいております。
プロフィール
高等学校卒業後、父が営んでいる青果業の後を継ぐため大阪の野菜市場で4年間程野菜の商売について勉強に励んでおりました。
その後、22歳の時に淡路島での商売がスタート致しました。
当時は、野菜の生産は行わず農家さんから野菜を仕入れ販売することだけを行っておりました。
しかし、年々農家さんが減少し弊社に集まってくる野菜が少なくなり自社で栽培し販売していく決意をしました。
社員一同協力し一歩ずつ前に進みながら今日では、約40haまで面積を拡大することができました。
近年は農業人口減少や生産者の高齢化により、放棄田が多くみられるようになりました。そのような状況の中で我々にできるのは、野菜の質を高め、知識・技術・経験を共有し、発信していくことであると思います。また、これまで「淡路島産」のブランドを築いてきた生産者の土地や想いを守り、繋いでいくことで、地域や社会に貢献できる存在でありたいと思っております。有限会社國崎青果 代表取締役社長井上 有基
1985年9月17日38歳
略歴
2006年4月有限会社 國崎青果 入社
2010年8月取締役副社長就任
2021年8月代表取締役社長就就任
会社概要
本社 長崎県雲仙市を中心に、愛野営業所(長崎)・鹿児島営業所・熊本営業所・福岡営業・北海道営業所・鳥取営業所·北海道壮瞥営業所・関東営業所など様々な地域の野菜を取り扱っております。
目は、ブロッコリーを各支店中心とし、地域ごとの特性をいかした品目ジャガイモ・オクラ・レタス・白菜・カリフラワー・短ごぼう・トウモロコシ・カボチャ・スナップ・ミニトマトなど、品目も多岐にわたり中心品目のブロッコリーは、年間供給、年開発泡氷詰めで出荷させていただいております。ドローン一般分野
ロボットアーム型3Dプリンタによる炭素繊維強化プラスチックの
3次元造形技術とドローンへの適用事例山脇正雄
1980年 大阪大学大学院 工学研究科 電子工学専攻 終了
1980年 三菱電機株式会社 LSI研究所 入社
2013年 呉工業高等専門学校 電気情報工学分野 教授
2020年 大和大学 理工学部 電気電子工学専攻 教授
建築分野
巨大構造物の組立据付に
おけるドローンの活用中谷機工株式会社 代表取締役社⻑中谷憲正
・1974年4月18日生(50歳)
・1998年3月 東洋大学 法学部法律学科卒業
・1998年4月 中谷機工株式会社 東京事業所 入社
・2000年4月 三菱電機ロジスティクス株式会社 出向
・2004年10月 中谷機工㈱経営企画室 取締役室長
・2006年3月 中谷機工㈱常務取締役
・2007年3月 中谷機工㈱取締役副社長
・2008年3月 中谷機工㈱代表取締役社長
・2024年10月 ~現在に至る~
【関係諸団体】
・2014年1月 一般社団法人大阪青年会議所 第64代理事長
・2014年4月 公益財団法人大阪国際平和センター 理事
・2014年4月 大阪府日本万博博覧会記念公園運営審議会 委員
・2021年1月 茶道裏千家淡交会 全国代表者会議 議長
・2022年4月 一般社団法人関西ニュービジネス協議会 副会長(兵庫ブロック長)
建築分野
住宅建設会社は
ドローンをこう使う!
ー夢と期待と現実ー吉村直巳
所属:株式会社木の城たいせつ 一級建築士事務所 代表取締役社長
生年月日:1982年3月24日(42才)
学歴:清風高校
Hawaii Pacific University Accounting major grad
最終学歴:Keio Business School (MBA) 修士 平成22年卒
専門分野:経営学
業務履歴:
2005年~2006年 株式会社創建 広報部
2006年~2008年 ウェルネットインターナショナル
Thought Equity 日本支社
石原慎太郎選挙事務所出向
2008年~2010年 株式会社 創建 東京支店 広報部
2010年~現在 木の城たいせつ 一級建築士事務所 研究歴:
2008年 Keio Business School 消費者行動論 住宅購入者の消費動向
ロジスティック分野遠隔地などへ医薬品を送る
医療機関が抱くドローンへの期待
大山幸一
咲デザイン代表
医療・福祉連携支援センター副代表理事
社会医療法人寿人会木村病院 ブランディング事業部顧問
徳洲会広報部会の第14回会合にて「危機管理広報」をテーマに講義。
医療業界内外の事例を提示しながら、危機管理広報のポイントを解説。
松下記念病院で開催された、「病院ファンづくり甲子園決勝大会」で司会を務める。
2022年8月開催オンラインイベント「くらし×医療 ~病院にこそ楽しいが必要だ!~」で、「くらしに希望を咲かせる医療デザイン」を講演。
エンターテイメント分野
ドローンと未来のエンターテイメント
ドローンショー・ジャパン代表山本雄貴
株式会社ドローンショー・ジャパン代表取締役
1983年生まれ、石川県金沢市出身
2006年東京工業大学工学部経営工学科卒業
大学で経営工学を学び、新卒で三井住友銀行に入社。しかし「いつかは起業をしたい」という想いが強かった。
休日はネット系サービスを中心に「こんなサービスがあったら良いな」を事業計画に落とし込む日々を過ごしていた。
自信があるものが出来上がると投資家と起業家のマッチングイベントなどに出向き、プレゼンを繰り返していた。
そして、2007年にオンライン図書館サービス「Hotdocs」を運営するイデアルリンク設立。
2010年事業譲渡に伴い、 digidockに参画、取締役就任。
2011年株式会社gumiに参画、福岡支社代表就任。
2012年株式会社デジタルアイデンティティ(現: (株)Orchestra Holdings)に参画し、2016年同社取締役就任、東証マザーズにIPOも果たし、その後子会社代表やフリーランスを経験し、2020年4月に株式会社ドローンショーを設立( 2023年6月株式会社ドローンショー・ジャパンへ社名変更)。
エンターテイメント分野
ドローンとeスポーツの未来
プロeスポーツチーム 株式会社Fennel 会長遠藤将也
株式会社ボルテックスにてマーケティング統括部統括部長として アジアマーケットの開拓に従事。
100名以上の営業責任者を務める一方で、 年間150名以上の顧客に対してアセットマネジメントを行う。
2018年、同社を独立し株式会社 Refam設立。
eスポーツ業界に大きな成長の可能性を感じ、2019年10月株式会社Fennel創設。
その他各業界別 活用分野
ドローンを取り巻く法律
並木三恵
京都大学法科大学院卒後司法試験合格
労働問題を主に取り扱う弁護士
インフラ分野橋や道路などの公共建造物
水中ドローン
ポスターセッション教育分野パイロットスキルに関する研究
ドローンを飛ばすためにはパイロットの技能、スキルが大きな影響を及ぼす。
大阪産業大学と株式会社中央ビジネスグループはこの点について共同研究を行っている。
ポスターセッションにおいてはその結果の一部を紹介する。
特にDFDAが行ってきたアスレチック大会のそれぞれのタスクをどう克服するかをターゲットに、ドローンの動きやパイロットの熟練度などの関係を調べている。